2014年10月23日木曜日

10/22 今回の公演についてご紹介



既にチラシをご覧になった方は知っているかもしれませんが、今回のピエールとリュース、元は小説で、それを翻訳をしたのが、チラシの写真で大きく紹介されている、波多野先生です。その波多野先生については、アトリエ劇研のホームページにこんな風に紹介されています。

「1924年10月生まれ。京都大学文学部卒業。大阪市立大学教授、帝塚山大学教授(演劇論、仏文担当)を歴任(1995年3月まで)1984年自宅を改装し「アートスペース無門館」を開館、同人会を組織し1995年まで運営。1995年「アートスペース無門館」閉館、1996年4月同スペースを「アトリエ劇研」と改称、館長に就任。
2003年6月特定非営利活動法人劇研設立、理事長に就任。2012年、平成23年度京都市芸術功労賞を受賞する」

普段、劇場を使っていただいている皆さんでも、なかなか波多野先生にお会いすることは無かったりしますが、実は、もともと、アトリエ劇研は、波多野先生のご自宅だったことはご存知でしょうか?
またもやHPから
「劇場「アトリエ劇研」は京都市の左京区下鴨の閑静な住宅地の中に位置する民間の小劇場。館長である波多野茂彌(はたのしげや)の自宅を改装し1984年に「アートスペース無門館」としてオープン、1996年に「アトリエ劇研」改称し現在に至る」

自宅を改装し、と書かれているように、元々はここは普通のお家があっただけの場所でした。そのアートスペース無門館から数えて丁度今年が30年の節目になります。なので、今回の公演にはいつも長々と

『アートスペース無門館+アトリエ劇研30周年記念公演』

と銘打っております。

では、どうして、ピエールとリュースなのか、というと、これはチラシの裏から引用ですが、
「昨年秋、館主の自宅をプロデューサーと訪ねた。
劇場30周年を記念して先生の翻訳作品を上演したいと考えています。
どの作品の上演を望まれますか。
私たちがそう尋ねると、先生は書斎に引き込まれた。
ドアの隙間からは、広い部屋を、所狭しと埋め尽くしている書棚と蔵書がみえた。
しばらくして、一冊の本を手にでてこられた。
少し震える手で、差し出されたのが
「ピエールとリュース」であった。
この本は先だった友と書いたものです。
か細い声で、私に託された。」

そんな30周年に上演される、ピエールとリュースについて、今更ながら、一体どんなあらすじの小説なのか、皆さんにご紹介いたします。

「舞台は第一次世界大戦下のパリ、ドイツ軍の空爆のなか、良家の息子であるピエールと、生活費を稼ぐための絵を画くリュースが、互いの離れた境遇や戦時下での状況から、偶然の地下鉄での運命的な出会いをしながらも、結ばれることは困難であると自覚しながら、それでも想いを募らせていく」

これがピエールとリュースのあらすじで、こう書かれてもよくわからない、という気がしますが、波多野先生はもっと純粋に、こう話します。

「反戦劇とか、そういうものじゃないんですよ。戦時ゆえに出会った、少年と少女の愛の物語なんです」

11月に上演されるピエールとリュースやアトリエ劇研について、色々とごちゃ混ぜでご紹介しました。

皆様のご来場、お待ちしています。


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